「お金の奴隷」

経営

企業経営においてお金は血液であり、企業の命運を握っています。お金がなくなれば企業は潰れます。
しかし、お金がどんなに大事であってもお金は手段でしかありません。お金はそれをどのように使うかでそのお金の価値が決まってきます。

例えば、お金が1000万円あって、そのお金で自分の高級車を買ってしまえば全く価値がなくなります。
一方、そのお金を人財に投資すれば無限の価値を生みます。

稼いだお金を何に使うのか?活きたお金の使い方をしたいですね。
活きたお金の使い方は世のため人のために使うことです。自分のために使っている人は恐らく人生の中で「お金の奴隷」になっているんでしょうね。
借金を一生返済し続ける人・お金を儲けることが目的の人などなどは「お金の奴隷」と言っていいと思います。私の周りにも多くいます。

①自宅を35年ローンや2世帯ローンを組んで購入した人はまさにお金の奴隷でしょうね。一生住宅ローンの返済のために働き続けなければなりません。
②投資という名のもとにお金を追い続ける人も「お金の奴隷」ですね。お金を増やすことが目的とは悲しい人生ですね。

さて、私は人のお金の使い方を見るのが大好きです。お金の使い方はその人の人格が現れます。借金をしてまで高級車に乗る人=単なるアホ=「お金の超奴隷」、借金をして太陽光などで儲けて更に借金をして儲けようとする人=人格障害=金持ちがステータスと思っているアホ。
私は投資して儲けることは決して否定しません、いや大いにやるべきだと思っています。
しかし、その儲けたお金を何に使うかがとても大事なのです。これを自分のためだけに使ったり、更に儲ける単に投資をするようなお金儲けが目的になっては人生終わりです。お金、お金儲けは手段なのです。決して、目的ではないのです。

企業経営においても資金を極大化すると企業継続ができます。しかし、資金を極大化することが目的ではなく、資金を潤沢に持ち続けながら「何をするか」が大事なのです。人も儲けたお金や貯めたお金を「どう使うのか」が大事なのです。

今日の所感:一度だけの人生、「お金の奴隷」になることはやめましょう。

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