「強運読書34」

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回ご紹介する書籍は「勝海舟の人生訓」童門冬二著(PHP文庫)です。

私は常々、勝海舟は歴史上異色の人だなあと思っていました。理由は徳川幕府の幕臣であり、江戸城を無血開城させた立役者であります。ところが明治政府にも参画しているのです。
これは2つの主君に仕えたということで福沢諭吉などから批判を受けていました。榎本武揚も同じように幕府にも使え、明治政府にも参画していました。榎本武揚は2つの主君に仕えたとの批判は当たると思います。
ところが勝海舟については全くこの批判は当たりません。

この書籍を読めばよくわかりますが、勝海舟は徳川幕府とか明治新政府などという国内の内輪争いに視点はなく「日本国」「日本人」つまり「オール日本」の考え方を持っていたのです。
どうすると日本国が良くなり、日本人が豊かになるかを常に考えて行動していたのです。この視点に立てば勝海舟の行動はすべて合点がいきます。
さらにこの書籍を読んでいると勝海舟の物事を見る視点が秀逸であることが分かります。

是非、この書籍を読んで勝海舟の視点を知ってください。必ず経営にも役立ちますよ。
 

今日の所感: 私も勝海舟のような視点を持ちたい。

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