「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回ご紹介する書籍は「ワークマン式 しない経営」土屋哲雄著(ダイアモンド社)です。。
以前、「ワークマンは何故、2倍売れたのか」を読んでいたのでワークマンの取り組みは知っていたので内容はよく理解できました。
さて、この書籍は「しない経営」と「エクセル経営」がテーマです。「しない経営」は凄いの一言です。可能な限り真似したいと思います。特に善意のサプライチェーンは凄いですね。
SMCグループは以前エクセル管理を行っていましたが上手くいかなかったので現在は全面的にKINTONEで管理しています。この書籍を読んで安易にエクセルで経営管理ができると言っている経営者が私の周りにいます。ワークマンのエクセル管理は素人のレベルの話ではない、そして、全員がエクセル研修を徹底的に受けているので中小企業では到底できないことです。私は安易にエクセル管理にしない方が良いと思います。
さて、この書籍で一番勉強になったのは「知の探究」<自社の既存の認知の範囲を超えて遠くに認知を広げること>と「知の深化」<自社の持つ一定分野の知を継続して深掘りし、磨きこんでいくこと>です。中小企業の経営者は自分の認知の範囲のことしかしないので「知の探究」の重要性を感じました。
今日の所感: ワークマンは見習うことが多いけれど安易に真似するとやけどをしますよ。