「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回紹介する書籍は「大人の読書」 谷沢永一・渡部昇一著 PHPです。
この書籍は日経新聞の広告欄で目に留まって購入しました。もともと渡部昇一氏の歴史観や国家観が大好きです。20年ぐらい前には渡部昇一氏の書籍はよく読んだものです。この書籍は谷沢永一氏と渡部昇一氏との対談形式で進んでいきます。
アマゾンの解説です:「仕事を引退した人や第二の人生を歩みはじめた人、さらに知的生活を送りたい人は、いま世の中にある厖大な数の本のなかから、いったい何を読めば人生をより豊かなものにできるのか。古今東西のあらゆる本に精通する二人が、年齢を重ねてからの本の読み方と、年齢を重ねたからこそ面白いと感じることのできる選りすぐりの本を一挙紹介!人生を感じさせる本、娯楽として最適な本、愉悦にひたることのできる古典、歴史と楽しくつきあえる本、社会を読み解くための本など、いろいろなテーマでお薦めの本、さらには薦めない本までもを語り合った、ざっくばらんな対談集」
この書籍を読んでいると一度読んでみたいなあと思う本も多く出てきます。私は「氾濫」という書籍を購入してみました。人間の性に対する執着が分かる小説だそうです。まだ読んでいませんが…。
更にこの書籍には様々な作家の批評が出てきます。森鴎外、川端康成、芥川龍之介、吉川英治、司馬遼太郎などなど、有名な作家の評価やエピソードは結構楽しく読むことができました。ちょっとした知性を身につけるにはとても良い本だと思います。
今日の所感:こんな視点の書籍もたまには良いのでは?

