「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

上に立つ者の教え重職心得箇条: 佐藤一斎
上に立つ者の教え重職心得箇条: 佐藤一斎
今回紹介する書籍は「佐藤一斉 重職心得箇条」 月岡兎平著 中経出版です。
この書籍は佐藤一斉先生は岐阜県の岩村出身の儒学者です。このブログの冒頭の文章を書いた一斉先生は江戸後期に昌平坂学問所の教授をしていました。一斉は相手がどんな高官であっても下層のものであっても差別しませんでした。年齢も問わず誰でもが一斉先生の話に耳を傾けました。
この書籍は一斉先生に教えを請いに来た重職との問答としてとても分かりやすく教授されています。重職とは当時の各藩の家老であったり、老中や若年寄であったりします。重職心得17箇条を15の物語にしてとても分かりやすく書かれています。
私は強運経営者塾・強運若手経営者塾の塾長をしております。現在、塾生は50名弱ですがこの塾でも佐藤一斉先生の書籍を2度使わせていただきました。一斉先生の教えは経営者にとって核心を突いたものですべての経営者が学ぶべきものです。何度、学んでも新鮮に学ぶことが出来ます。
この「佐藤一斉 重職心得箇条」には副題として「上に立つ者の教え」とあります。この書籍はトップである社長が読んでもNO.2である役員が読んでも部長でも課長でも主任でも人の上に立つ人であれば必ず役に立つものです。
SMCグループでもリーダー以上の役職者に読んでもらいたい書籍です。
今日の所感:上に立つものは常に学ばなければならない!!
