「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
商売心得帖/経営心得帖 (PHPビジネス新書 松下幸之助ライブラリー)
「物とあわせて心をつくり、物とともに心を売り、そしてお金とともに心をいただく」――超ロングセラー「心得帖シリーズ」から、商いと経営の心構えを説く『商売心得帖』と『経営心得帖』の2冊が合本に。スキルやテクニックではない商売の醍醐味、経営の本質...
今回紹介する書籍は「商売心得帖・経営心得帖」 松下幸之助著 PHPビジネス新書です。先週に続いて松下幸之助氏の書籍です。しかし今回は大阪の松下幸之助記念館へ行ったときに購入した書籍ではありません。
最近、「第5水準経営者の読書の会」を復活させました。ビジョナリーカンパニーの第5水準経営者を目指すための読書会です。参加メンバーはカネコ小兵の伊藤克紀氏、TNグループの林敦司氏、杉浦製陶の杉浦勇城氏、社労士法人とうかいグループの久野勝也氏、エクシィズの笠井建佑氏と私の6名で開催しています。読書会のメンバーの選定基準は読書好き、新しいことにチャレンジする 第5水準の経営者を目指してレベルアップしていることです。
さて、今回は伊藤克紀氏の推薦図書でした。この推薦がとても難しいのです。とても意識の高い人達なので学ぶ価値のある書籍を推薦しないと非難されてしまうのです。さて、伊藤氏の選択は松下幸之助氏でした。伊藤さんにしては無難な選択だったように思います。
それでも経営の神様の松下幸之助氏の書籍は本当に勉強になります。以前発刊された商売心得帖と経営心得帖が一緒となって新書として発刊されていました。印象に残った点を少し列挙してみます。
- 自社の価値を経営者は自ら正しく判断すること
- 何故、儲けなければならないのか?を考える
- 得意先と同じように仕入先を大事にする 「利は元にあり」
- 対物信用ではなく対人信用 = 経営者の人柄 + 夫婦仲
- 秀吉は信長の長所を見て成功し、光秀は信長の欠点を見て失敗した
- 叱ってくれる人がいることは幸せ
などなど
やはり、松下幸之助氏の書籍は本当に勉強になります。
今日の所感:経営の神様の書籍を積極的に読みましょう!!