「強運読書156」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

今回紹介する書籍は「果心居士の幻術」 司馬遼太郎著 新潮文庫社です。
この書籍は大阪の司馬遼太郎記念館へ行ったときに購入したものです。歴史上有名な人を描いた小説を歴史小説とすると無名な人を描いた小説が時代小説です。(これは私の説です。本当は歴史上の事実に基づいて書かれたものが歴史小説で架空のフィクションが時代小説だそうです。) この書籍は私の定義では時代小説です。しかし、司馬遼太郎氏は基本的に史実に基づいて小説を書かれているので一般的には歴史小説でしょう。

さて、発刊が昭和51年なので司馬遼太郎氏の初期の小説です。しかも、珍しく6本の短編小説です。時代は邪馬台国の頃から江戸時代幕末までと様々です。短編なのであっという間に読み切れてしまいます。私が司馬遼太郎氏の小説が大好きな理由は小説を読んでいると情景が目に浮かんでくるからです。それも、カラーで活き活きとした情景です。本当に想像力が豊かになります。この書籍は情景が活き活きと浮かんできます。

今日の所感:司馬小説は素晴らしい!!
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