「強運読書250」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

花唄の頃へ くらまし屋稼業 (ハルキ文庫 い 24-6 時代小説文庫)
三郎太、蘭次郎、幸四郎、林右衛門の四人は大旗本の次男、いわゆる部屋住みの身分で、半分無頼の悪仲間であった。 ある晩、酒場で盛り上がった帰り道、三郎太が何者かに腹部を深々と刺され、首を掻き切られて殺された。 彼は、一刀流の皆伝で剣の達人。いっ...

今回紹介する書籍は「くらまし屋稼業 花唄の頃へ」 今村翔吾著  角川春樹事務所 です。
この書籍は私が大好きな歴史小説家今村翔吾さんのくらまし屋稼業シリーズの6です。以前のブログでも紹介しましたが現在発刊されているくらまし屋稼業シリーズは8巻です。それぞれの巻は読みきりですが少しずつ内容は繋がっているので順番に読んだ方が楽しく読めます。
しかし、老眼で目が見えなくて「8」と「6」を見間違えて「8」巻目を先に読んでしまいました。しかし、「8」巻を読んでから「6」巻を読んでも十分楽しく読むことが出来ました。

この6巻は凄腕の裏稼業の人々の戦いが見ものです。そして、2代目3代目のボンボンの悪行が殺される羽目になっていきます。何となく青年会議所のボンボンの悪行が頭に浮かんできてしまいました。
最後まで読んでみるとこの書籍の題名「花唄」の意味がよくわかります。孫を殺された人の心がよく反映されています。

くらまし屋稼業シリーズの8巻は最終ではありません。まだ、生き別れた奥さんや娘に会えていないからです。

今日の所感:今村翔吾さん、くらまし屋稼業シリーズの9巻目を書いて下さ~い!!
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