「贅沢と見栄」

贅沢と言うとどんな印象を持ちますか?
昭和人間である私などはあまり良い印象を持ちません。贅沢をせずに我慢するのが美徳のことのように育てられてきましたから。

Chatgptに聞いてみました。「贅沢とは、生活に必ずしも必要でない物や体験に、多くの時間・お金・労力を費やすことを指します。」とのこと。66歳になった私にとって贅沢は生きていく上で必要ではないかと思うようになってきました。若い頃は子育て、子供の教育、結婚、そして自分たちの老後のことを考えると贅沢せずに貯金をしなければならないと思ってきました。
しかし、現在ではそれなりに貯金もでき自分や奥さんの老後の目途も立っているのである程度の贅沢は良いのではないか?いや贅沢をすべきだと思っています。
例えば、奥さんと1泊10万円の温泉旅館に泊まる、家族で贅沢にウナギ料理を食べる、中古車を止めて新車を買うなどなど、プチ贅沢は老後の楽しみとして必要ではないかと思っています。
ただし、身分不相応な贅沢は戒めなければなりません。

さて、見栄です。またまたChatgptに聞いてみました。「見栄とは他人によく見られたいという気持ちから、実際以上に自分をよく見せようとする態度や行動を指します。」とのこと。
であれば、私は全く見栄はない人間です。私は他人によく見られたいなんて思ったことが無いからです。私の周りで見栄を張る人は少なからずいます。

  • 自分を良く見せるために高級外車やランクルやアルファードを乗る経営者
  • 実力も無いのに自分の親(先代)より実力があるように見せる2代目・3代目経営者
  • 借金を中心に会社を大きくしていっている三流アホ経営者⇒金利が上がって吠え面を掻くなよ
  • 会社の業績が悪いにもかかわらずロータリーやライオンズに入っている
    などなど

私は経営者にとって最も悪い心持が見栄だと思っています。この見栄が原因で資金繰りにつまり会社を潰していった経営者を何人も見てきました。決して経営者が持ってはいけない心持が見栄です。見栄は経営にとって百害あって一利なしです。
見栄のために「経費が増え」「役員報酬も増え」「不良資産(高級車)も増え」「利益が減りまたは赤字になり」「お金も減っていく」「借金も増える」などなど すべて中小企業にとってマイナスのことばかりです。

今日の所感:見栄を張りたければ経営者をやめるべきです!!
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