世の中には必ず絶対と相対があります。
多くの人は相対の中で生きています。そして、私はこの相対が人の不幸を生んでいるように思います。
例えば、評価制度をとってみても相対評価と絶対評価があります。
自分がどんなに良い結果を出しても周りがもっと良い成果を出していれば相対評価は悪くなります。
絶対評価であれば周りが良い結果を出していても評価されるべきものが相対評価では評価されないのです。
自分もこの相対評価をしていることを感じることがあります。魚釣りの時です。
私が83センチのヒラメを釣ったとき、自分では感動で天にも昇るような気分でした。
ところが船宿に戻ってくると他の船で90センチのヒラメを釣った人がいて、その人が写真撮影をして船宿のHPに載りました。私の巨大ヒラメは載りませんでした。83センチの巨大ヒラメを釣って喜んでいた気分が半減してしまいました。83センチのヒラメを釣ったという事実は何も変わっていないにもかかわらず、90センチのヒラメの出現で自分の嬉しさが半減するのです。
この感情は本当に良くないなあと思います。私は普段から人の評価など全く関係ない、自分は自分を絶対評価しているんだと思っていますがこんなヒラメごときで相対評価になってしまうのです。
ところが世の中の多くの人は他人の見る目、他人の言動で一喜一憂します。悪口を言われると腹を立て、他人が儲けると嫉妬し、自分の人生なのに人の意見で左右されるような惨めな人生だなあといつも思っています。
それでも私も少なからずそんな相対評価の自分が存在することを気づきます。
それでも可能な限り、自分の幸せや嬉しく思う気持ちは人に左右されない方が幸せになると思っています。
今日の所感:全てが絶対評価ができると真の幸せになれる!!