「強運読書206」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

新装版 風の武士(上) (講談社文庫 し 1-51)
新装版 風の武士(上) (講談社文庫 し 1-51)
新装版 風の武士(下) (講談社文庫 し 1-52)
新装版 風の武士(下) (講談社文庫 し 1-52)

今回紹介する書籍は「風の武士 上・下」 司馬遼太郎著 講談社文庫です。久しぶりの司馬遼太郎作です。最近は歴史小説・時代小説は今村翔吾作が多かったためです。この書籍は昨年、大阪の司馬遼太郎記念館に行ったときに見つけて購入したものです。主人公が歴史上有名な人でなかったので今まで読んでなかったんですね。

江戸末期の下級武士(伊賀の忍者の身分)の話です。道場の指南役をしながら女性と付き合って平凡な生活をしていた武士が突然、公儀の隠密となって紀州の吉野山にある秘密の民族が持っている大金を見つけに長期の旅に出ます。
この旅の道中で武士としての格闘や忍者としての格闘などがあり、誰が味方で誰が敵なのかもわからなくなるようなハラハラドキドキのストリー展開です。そして、3人の女性ができて少し隠微な世界もあります。

さて、私は小説を夜寝る前に読みます。ところがこの小説は本当に次々と読みたくなるのでこの書籍を読んでいた10日間ぐらいは寝不足になりました。
でも、最後はあっけないというか意外な終わり方でした。

今日の所感:この書籍は寝不足注意です!!
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