「強運読書172」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね

必ずできる、もっとできる。
2022年度の大学3大駅伝で駒澤大学が3冠を達成! 有終の美を飾った名監督の、指導方法の集大成。 かつて“平成の常勝軍団”と言われた駒澤大学陸上競技部。その栄光は過去のものとなるのか――。「もはや今までのやり方は通用しない」。時代の流れを感じ、新たな指導方法を模索していた大八木監督は、選手との接し方を変え、再び強いチー...

今回紹介する書籍は「必ずできる、もっとできる」大八木弘明著 青春出版社です。著者の大八木氏は駒澤大学駅伝部の監督です。
平成時代には箱根駅伝4連覇などの輝かしい成績を残されていました。しかし、ここ10年以上は優勝から遠ざかっていましたが2022年出雲駅伝、全日本大学駅伝、2023年正月の箱根駅伝で3冠を達成されました。

私は青山学院の原監督が大好きです。我々のPAL研究会で原監督を呼ぶほど経営的にも勉強になりました。そして原監督の書籍も2冊読みましたがガチガチ管理からクラブが成長して自主性に任せるという組織の育成は我々経営者にとってもとても勉強になりました。

ところが駒澤大学の大八木監督は「ザ・体育会系」の監督なのでとても嫌いでした。しかし10年以上駅伝優勝から見放されていた間に大八木監督は「叱る育成」から「質問をする育成」に大きく教育方針を転換されていました。
ゆとり世代、Z世代など若者自体が変化しているのに教育方針が変化しないと言うことは生き残れないと言うことです。60歳前後の人が変化をすることはとても大変だと思います。そして、その変化が実って駅伝3冠を達成されたことは見事です。

これからの箱根駅伝の青学対駒沢の対決がますます面白くなってきました。ちなみに私は青学ファンですけどね。
本当は慶応が箱根駅伝に出てきて欲しい!!陸の王者だろう!!

今日の所感:人の変化を見るのはとても楽しいです!!
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