「事業承継の悩み」

私は強運後継者塾を主催しています。最近、徐々にこの塾生が社長になっていっています。さて、社長になってからの悩みは沢山あります。最も多い3つの悩みと回答を紹介しますね。

  1. 銀行との付き合い方がわからない
    銀行が企業のために何かを提案することは一切ありません。どんな提案だったとしてもすべて銀行の利益になることしかありません。しかし、そんな私利私欲の銀行の提案の中には企業にとってもプラスになるものもあります。銀行にとってもプラス、企業にとってもプラスのものはあります。いずれにしても銀行(保険や投資信託のプロではありません)から保険や投資信託の提案を受けたら馬鹿にされていると思っても良いでしょう。
  2. 社員がこの時ばかりと意見を言う
    社長が交代して、先代に抑えられていた社員の意見が新社長にぶつけられてきます。これは決して悪いことではなくて全ての意見を聞いてあげれば良いのです。そして、それらの意見の中から会社にとってプラスになる意見を採り上げてそれ以外は全て却下すれば良いのです。社員は全ての意見が採り上げられるとは思っていないのです。自分の意見を新社長が聞いていただけで80%ぐらい解決しているのです。
  3. 先代社長とやたら比較される
    同業者、そして社員からも常に先代社長と比較されます。しかし、一番比較しているのは新社長ではないでしょうか?新社長が先代との比較をしているからこそ、他人が自分と先代を比較していることが特に気になるのです。だいたい、新社長になって先代より優秀であることの方がおかしなことです。先代は20年も30年も経営をやってきています。新社長はまだ1年2年の社長経験しかありません。片意地を張って自分を立派に見せる必要はないのです。先代より実力が劣っていて当たり前、徐々に力をつけるしかないのです。

いずれにしても新社長は大変なのです。失敗を恐れずにどんどんチャレンジして欲しいですね。

今日の所感:後継者の悩みは耐えません!!
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