「強運読書217」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

てらこや青義堂 師匠、走る (小学館文庫 Jい 3-1)
格別の思いがこもる、作家今村翔吾の原点! 明和七年、太平の世となって久しい江戸・日本橋で寺子屋の師匠をつとめる坂入十蔵は、かつては凄腕と怖れられた公儀の隠密だった。 学問は苦手ながら剣術に秀でた才を持つ下級武士の息子・鉄之助、浪費癖のある呉...

今回紹介する書籍は「てらこや青義堂 師匠、走る」 今村翔吾著 小学館時代小説文庫です。(色々な出版社があるもんですね。)
今回は大好きな時代小説家の今村翔吾氏の小説です。
寺子屋の先生である十蔵は実は裏では忍者で公儀隠密をやっていました。寺子屋の筆子達が個性豊かで人情味がありこの小説を楽しくさせています。
子供達の可愛らしい活躍、忍者の残忍さ、夫婦の絆の強さ、兄弟の信頼関係などなど盛り沢山で1冊の小説で本当に多くのことを楽しめます。

今村翔吾氏には「くらまし屋」「ぼろ鳶」などシリーズ化されたものがあります。この「てらこや青義堂」もシリーズ化できるのではないかと思います。
しかし、この小説は2019年に出版された小説で未だに第2弾が出ていないことを見ると今村氏はシリーズ化しないつもりなのでしょうか。

是非、「てらこや青義堂」もシリーズ化して欲しいです。

今日の所感:「てらこや青義堂」もシリーズ化して欲しいです!!
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