「強運読書158」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

今回紹介する書籍は「老いては好きにしたがえ!」 片岡鶴太郎著 幻冬舎新書695です。
この書籍は長谷川嘉哉先生のブログを見て購入しました。特に昨年末で代表を降りた自分にぴったりのテーマだったので読み始めました。ところでこの書籍をリーダー研修で紹介して「この題名は「老いては子にしたがえ」をもじっていること」を伝えたら、何と「老いては子にしたがえ」を言う諺を知っている人間が1人もいませんでした。

これにはビックリです。やはり、本や新聞を読まないのでこんな基本的な諺も知らないのです。様々な情報をネットから取る恐ろしい弊害だと思いました。ネットは知識を得ているようですが自分の好きな情報しか吸収できないので偏った人間を作ってしまいます。
決してネットがいけないのではなくバランスです。本や新聞を読み、ネットのニュースもとり、Youtubeも見るような生活をしていただきたいものです。ネットで検索して調べYoutubeを見ているだけで情報を得ていると勘違いしている人間は無知の塊だと思って下さい。

さて、この書籍は片岡鶴太郎の生き方が書かれています。芸能人、プロボクサー、ヨガ、画家、三線、落語などなど、極めることは病的です。私も一度始めて良いと思うとずっと継続するという特技を持っています。
しかし、鶴太郎ほどストイックに極めることはできません。人それぞれの生き方があるので自由だと思いますが私はとても真似しようとは思いません。鶴太郎は何となく人との人間関係が希薄なっているように感じました。

それでもこんな生き方をしている片岡鶴太郎は凄いなあと思いました。

今日の所感:鶴太郎は凄いの一言!!
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