「経営者の主観」

強運ブログ2023年7月10日に紹介した書籍「会社という迷宮」の最後にこんな表現がありました。「会社は本来、自由に自身の主観的目的を決めて社会の中で活動する存在である」とありました。ところが多くの会社が売上が伸びているとか利益が大きいとか財務内容が良いという客観的な数値の良さを目指しているように感じます。これは中小企業だけではなく上場会社でも同じです。しかし、これらの数値は目的ではなく手段だと思います。

本来の目的である経営者の主観的目的を達成するためにこれらの客観的数値が必要なのです。これらの客観的数値を充たしていかないといずれ会社は潰れてしまいます。会社が潰れてしまうと会社の存在意義である経営者の主観的目的を達成することが出来ないからです。

私の場合であれば、私の主観的目的は「中小企業を良くする=多くの100年企業を創る」ことです。そして、我々SMCグループも100年企業になりたいと思っています。そのためには客観的な数値である売上を毎期伸ばしながら成長し、十分な利益を計上しながら、当座比率や自己資本比率を高めていっています。しかし、これらの客観的な数値は主観的目的を達成するための手段でしかないのです。

主観的な目的は経営者自ら望むことであれば何でも良いのです。何を選択しても自由なのです。しかし、この主観的目的に基づいて経営をしますので、この主観的目的によって売るものが決まり、お客様も決まります。更に社員もこの主観的目的に集まってきます。この主観的目的が魅力ないものであれば売上を上げることも出来ませんし社員を集めることも出来ません。だから、この主観的目的も魅力的なものが良いでしょうね。
さて、多くの経営者が主観的目的を持たずに経営をしています。そして客観的数値に囚われていると思うので経営がつまらないでしょうね。

今日の所感:経営には主観的目的が必要です!!

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さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!
西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正

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