「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回、ご紹介する書籍は「社長の覚悟 守るべきは社員の自尊心」柴田励治司著 ダイアモンド社です。
この書籍は私の著書「社長の覚悟」と同じ題名だったので気になって読んでみました。サブタイトルにある「守るべきは社員の自尊心」の通り、社員のモチベーションの上げ方を中心に書いています。
私も20年ほど前には多くの社員が次々と辞めていったのでこの書籍に書いてあるように社員のモチベーションを上げるために色々なことにトライをしました。
- 社員面談
- 研修旅行
- バーベキュー大会
- スポーツ大会
- 有り難うカード
- 忘年会
- 歓迎会
- 誕生日の寄せ書き・パーティー
などなど
これはこれでとても効果を発揮し、退職者はゼロになりました。
この書籍にも色々な社員に対する方策や心構えなどが書かれていてごもっともな内容だと思いました。
中小企業の経営資源は「人・もの・金・情報」と言われていますがやはり一番大切なものは人です。ものを使うのも人、お金を稼ぐのも人、情報を使うのも人です。だから、人に焦点を当てる経営はとても重要だと思います。
この書籍を読んでいて、しかし、「社長の覚悟」が人だけで良いのかという点は気になりました。
今日の所感:中小企業で最も大切なものは人!!