「強運読書115」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回、ご紹介する書籍は『思考の整理学』 外山滋比古著 ちくま文庫。

この書籍は珍しい買い方をしたものです。私は日経トップリーダーのCDを毎月楽しみにしています。特に一番長い時間の講演録のダイジェストがとても勉強になります。ところがあるCDが難しくてつまらない、知識の自慢ばかりで参考になる内容がないという珍しい講演録がありました。しかし、折角、一時間近く聞いたのに全く得るものがありませんでした。でも、最後に東大・京大で一番読まれている書籍を紹介されました。それがこの書籍です。

やはり、題名の通り読み出してみると理屈っぽくて難しいです。ここで止めてしまうのも一つですが最近の私は難しい本や興味のない本でも真剣に中に入り込んで読むようにしています。そうするとこの書籍もかなり面白くなってくるのです。
「グラインダーと飛行機の違い」「触媒」「カクテル効果」「すてる」「忘却」「拡散と収斂」などなど、目から鱗の内容をかなり具体的にと言うより難しいことを平易な言葉で書かれていることに気づいてとても面白く読むことができました。

私は以前は気分が乗らない本は途中で止めても良いと思っていましたが、最近ではどんな書籍でも必ず得るものがあるだろつと思って無理してでも興味を持って深く入り込んで読むようにしています。するとどんな書籍でもそれなりに面白くなるものですね。

今日の所感:どんな書籍でも読み切りましょう!!
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