太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回、ご紹介する書籍は『経営の本質』 神山治貴著 ダイヤモンド社です。
記念すべき強運読書の100回目ですが何の感慨もないですね。私にとって継続することは当たり前で100回目は単なる通過点に過ぎません。
さて、今回の書籍は日経新聞の広告欄を見ていて題名が良かったので購入しました。著者は半導体商社マクニカの創業者で何と上場会社で売上7000億円企業です。マクニカという会社を知らなかったので内容を読んでみると新鮮でした。著書の題名の通り「経営の本質」が書かれています。しかも、著者の体験に基づく素直な本音が随所に出てきてとても参考になりました。参考になった項目を以下に少し紹介しますね。
- 社長が絶対にやってはいけない2つのこと
①社長は最終的な意思決定者なので絶対に逃げないこと
②人のことを簡単に判断してしまわないこと - 方針や計画は必ず明文化すること
このことはカリスマコンサルタントの故一倉定氏も強調されていたことです。 - 次のリーダーを選ぶ
「未来を創れる人」に尽きる。ただ、未来を創れる人を判断することは難しい。そこて、「何を創ってきたか」「誰を育ててきたか」で判断する
以上のように決して突飛なことを言っているわけではなく当たり前のことが書かれています。しかし、その当たり前のことが経営の本質なんですね。
今日の所感:この書籍で経営の本質を考えてみませんか?