「意思決定までのスピードⅡ」

以前のブログで「意思決定するまでのスピード」について書きました。(2022年8月10日のブログ) 過去の成功や失敗の経験の蓄積で迅速に意思決定ができるようになります。しかし、普段から迅速に意思決定をしていない三流アホ経営者は意思決定をせず先送りにします。こんな連中は無視をして、更に重要なことを書き忘れていました。
それは迅速な意思決定に加えて「意思決定から行動に移す速さ」も重要なのです。せっかく早く意思決定したのに実行に移すのが遅ければ早く意思決定した意味がありません。

私は意思決定したことは早くやりたくて仕方がありません。
例えば、SMCグループで本社を移転するとか多治見事務所を建設するとか重要な意思決定をしたとします。当初、来年の3月までにやると意思決定すると私の場合、今年の12月までには終わらせてしまいます。どんな事項も必ず予定より早くなります。普通の経営者を見ていると早くて予定通り、遅いと数ヶ月遅れます。
意思決定してからその意思決定事項が完成するのが3ヶ月遅れるのと3ヶ月早まるのでは何と6ヶ月も違います。
これがその人の人生及び会社の運命を大きく左右しているのです。

最近、面白いことがありました。友人と一緒の時に、ある科学館のポスターが欲しいので電話することになりました。ネットで調べると営業時間は17時までです。
しかし、電話をしようとしたのは17時30分です。私が電話をしようとすると私の友人が「営業時間外だから出ないよ」と言いました。私はその言葉を無視して(心の中でかけてみなければわからんじゃん)、電話してみると電話は通じてポスターの申込み方法を教えていただきました。
ポスターを購入すると意思決定を迅速に行ったとしても、次の行動が迅速に行えない、しかも、行動もしないうちに諦めてしまう(私の友人は私がいなかったら翌日に電話をしたでしょう、もしかしたら翌日にも電話をしていないかも?) 電話をかけるだけなら数秒しかかかりません。
かけてみて出なくても結果はかけなかったのと変わりません。何故、このたった数秒の時間で実行しないでしょうか?この実行の遅さが人生で大きな差になっていることがわからないのでしょう。そして、私はその友人には何も言いませんでした。

今日の所感:意思決定したら迅速に行動しましょう。
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