「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回ご紹介する書籍は『数値化の鬼』 安藤広大著 ダイヤモンド社です。
SMCグループはⅠ年前から識学コンサルを受けています。識学の考え方が大分、組織内に浸透してきました。識学の考え方は学べば学ぶほどあることに気づいてきます。
識学はすべてを数値化するだけで冷たい考え方だとか言われますが、殆どの考え方は上場会社がやっていることを中小企業向けにわかりやすくしかも極端な表現で伝えているだけであることに気づきます。当たり前のことを当たり前のように言っているだけなのです。
例えば、識学コンサルを受けるようになってから私自身が特に意識していることは
- 直属の部下にしか指示を出さない(私の場合は役員のみ)
- 直属の部下からしか報告を受けない(私の場合は役員からのみ) → 二人上司にしない
- プロセスを評価しない(全力で頑張りますなど・・・)
- 認識がずれないように可能な限り数値に置き換えて会話をする(可能な限り早くやりますではなくいつまでにやります、売上をできる限り伸ばしますではなく○○万円伸ばします。)
- 毎週月曜日にⅠ時間だけ役員会を開催して組織全体の状況を把握する
などです。
さて、識学を組織に浸透させるためには管理職は「リーダーの仮面」を読み、一般社員は「数値化の鬼」を読み、経営者は「伸びる会社はこれをやらない」「リーダーの仮面」「数値化の鬼」の3冊とも読むと良いと思います。
識学は表面的に見るととても冷たい考え方に見えますが実は逆で本当に社員に優しい考え方だと思います。
ただし、すべての社員に優しいわけではなく、会社と同じ方向を向いている社員にだけ優しいことは言うまでもありません。
今日の所感:数値化の鬼を社員にも読ませましょう!!