「会計事務所の存在意義Ⅰ」

会社経営において、付き合う会計事務所でその後の会社の運命が決まります。

世の中の会計事務所を大別すると
①単に税金計算だけをしている会計事務所
②経営支援をする会計事務所
に分けることが出来ます。

☆会社をダメにする税金計算だけをする税金計算屋
税金計算屋の特徴

・B/Sを読むことが出来ない
判断基準:B/Sを読むことが出来ない税金計算屋のB/Sには「一年以内返済予定長期借入金」の科目が無い。この科目はキャッシュフローや目標利益設定にとても重要な数値なのです。
・経営のことが分からない
判断基準:世の中の会計事務所が10名以下の超零細企業なので経営をやったことが無いので経営が分からない。経営には営業、製造(仕入)、人事労務、経理財務などがあります。資金調達や人事労務、営業の質問をすると税金計算屋は無知だから答えられないはず。
・月次試算表が遅くて不正確
判断基準:月次試算表が翌月末になってもできない、出来ても不正確。減価償却月次引当、賞与月次引当がない。そのために決算時に利益が多きく変わってしまう。
・税金のことしかわからない
判断基準:経営のことが分からなくて税金計算しかわからないので節税提案をする。節税は経費を使って利益を減らすだけ。馬鹿でもできること。更に節税は今の利益から今経費を使うこと、本来は利益を出してコロナ・リーマン・大震災などの環境激変に備えて、利益を残して万が一の時に使う経費として取っておくのが経営としては当たり前。

私は会社経営において税金はどうでも良いことと思っています。いや、税金は沢山払えば払うほど会社は良くなるので税金の大きさは経営のバロメーター位の位置づけです。

経営にとって大事なことは
①売上を上げること
②資金を潤沢に持つこと
③社員に活き活き働いていただくこと
④チームとしての組織作りなどなど、
税金とは次元の違う重要なことが沢山あります。

あなたの会社の会計事務所は大丈夫ですか?

今日の所感:会計事務所は真剣に選びましょう。

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