以前のブログで紹介したデフレ脳について深掘りします。
デフレ脳とは
①値上げが怖い(値上げすると競争相手に仕事が取られてしまう)
②給料をあげたくない(売上が伸びないのに給料を上げるのが怖い)
③投資が怖い(成功するかどうかわからないものに投資するのが怖い)
です。2023年から過去30年続いたデフレにピリオドを打ってインフレ時代に入りました。今のインフレ経済下ではデフレ脳を克服しなければ中小企業は生き残ることは出来ません。しかし、この30年間で身に付いたデフレ脳は簡単には変わりません。
- ①値上げが怖い(値上げすると競争相手に仕事が取られてしまう)
この感覚が一番恐ろしいですね。私もこの感覚が抜けません。デフレ時代の一番の特徴は「安くて、早く」でしたので日本人の体に心底身に付いてしまっているのです。しかし、円安、資源高の時代は仕入、各種経費がドンドン値上がり してきています。この値上がりをAIなどの効率化では決して吸収することは出来ません。必ず、自社商品・サービスを値上げしなければならないのです。どうすれば値上げができるのか?それは差別化です。しかも、自社で勝手に差別化していると思っているのではなく「お客様から選ばれる」ことが必要です。そして、「お客様から選ばれる」ことによって自社が価格決定権を持つことが出来るのです。値上げをしなければ会社は潰れてしまうのです。値上げが怖いのではなく逆に値上げをしないことが怖いのです。 - ②給料をあげたくない(売上が伸びないのに給料を上げるのが怖い)
デフレ時代は社員の給料をあげなくても経営が出来ました。だから値上げする必要もなかったのです。しかし、売り手の採用市場では給料をあげなければ採用もできないし定着させることもできません。給料を上げるためには値上げを含めて付加価値を大きくしなければなりません。 - ③投資が怖い(成功するかどうかわからないものに投資するのが怖い)
①の差別化による値上げは簡単ではありません。投資(チャレンジ)をして何度も何度も失敗していくうちに何とか成功して差別化商品・サービスが生まれるのではないでしょうか?多くの中小企業経営者がチャレンジをすると必ず成功したい、失敗したくないと思っているうちにチャレンジをしなくなります。しかし、インフレ時代にはこの投資をしないことが却って会社を倒産に追い込んでいくのです。投資が怖いのではなく投資をしないことが怖いのです。
今日の所感:何もしなくても経営が出来たデフレ時代はもう終わったのです!!
