「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

働き方 完全無双 (だいわ文庫)
働き方が大きく変わる今、 私たちはどのように生きていけばいいのかーー 経済成長が見込めないこれからの社会で 会社に搾取されないように自分の身を守りながら ワンチャン狙いで攻めていける、 働く上での無敵の「攻め方」と「守り方」を 論破王ひろゆ...
今回紹介する書籍は「働き方完全無双」 ひろゆき著 大和書房です。
この書籍は強運若手経営者塾の塾生が読んでいた書籍で良さそうなので購入したと思います。軽い文章でとても読みやすいです。それでも、核心をついた考え方を著者は持っているのでとても勉強になりました。
例えば
- 貯金をすると幸せになる:自分には意味がないと思う部分には主体的にはお金を使わない
- 経営者はM気質な人が成功する:辛いことを喜びに変えることができる
- 高単価な商品を1回購入する人より低単価な商品を定期的に購入するお客様を大切に
- 「あれば便利だけどなくても良いよね」という産業は衰退していく:24時間営業など
この他にも凋落していて日本がどのようにして今後世界の中でどう生きていくべきかの提言もしています。
やはり「観光」で生き延びるしかないようです。
ギリシャ・スイス・キューバのような歴史や自然を売り物にして外国のお金持ちが日本に来るようにしてすべての料金を高額にするのです。日本人は良いものを安くと考えがちですが良いものを超高くにするとお金持ちの外人は喜んでくるそうです。大富豪は1泊100万円以下のホテルは安くて泊まりたくないそうです。
貧乏な日本は海外のお金持ちからお金をふんだくるのです。昔の日本人が外国へ行っていた逆のことをすれば良いのです。
これをみじめと思うようでは30年間惰眠をむさぼって世界から周回遅れになった日本及び日本人は生き残れません。
そして、高度成長期から工業立国を目指して諸外国と競争してきた状況からドロップアウトすべきだと言っています。今の若者を見ているととても成長期にある諸外国に競争で勝てるはずはありません。早く競争から脱落すべきです。今は日本が先進国であるという幻想から目覚めることです。
このままでは近い将来、世界の最貧国になってしまいますよ!!
今日の所感:目から鱗の面白い視点の書籍でした!!
