「若者の採用」

会社であれば若者を採用したいと思うのは当然でしょう。若者を採用すれば時間をかけて教育をして成長してくれれば長く会社に貢献してくれます。そして、若者は磨けば光るかもしれない原石なのです。しかし、昨今ではこの若者が大企業に奪われて中小企業では殆ど採用ができなくなりました。そのために中小企業では社員の平均年齢が50才近くになっている会社もあります。また、重労働の会社では高齢化した社員では仕事ができないので外国人労働者を採用しているのです。

さて、中小企業で本当に若者の採用が必要なのでしょうか?
最近の若者の特徴を見ていきます。

  1. ゆとり世代以降、仕事に対するハングリーさが少ない
  2. 売り手市場で採用時から甘やかされている
  3. 働き方改革のために残業や休日出勤を嫌うあまり経験不足で能力向上をしない
  4. スマホの活用で人とのコミュケーションが苦手で組織に馴染まない

などなど

こんな若者を高い採用コストを支払って採用し、更に長い時間をかけて教育していくことは時間をお金の無駄なように感じます。そして、若者の採用を諦めている中小企業も多くあります。
とは言っても、会社の将来を考えると若者を採用して将来の幹部や役員を育てる必要もあります。そこで、とても大事なことは中小企業でもやはり若者を採用すべきです。そして、その若者を甘やかさずに厳しく育成することです。決して、特別に厳しくする必要はなく普通に育てれば良いのです。腫れ物を触るようにあるいはパワハラを恐れるようにこわごわと接触して甘やかせないことです。

現代の若者といえども昭和時代と同じように厳しく育てることです。そして、将来の幹部育成をしていきましょう。しかし、そのように成長する若者は殆どいませんので採用して、厳しく育成して辞めても仕方がないと思って果敢に何度もチャレンジすることです。

今日の所感:若者を厳しく育成しましょう!!
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