「売上の意義は何?」

独立開業して10年継続できる確率はたったの10%です。10社のうち9社は10年で消えてなくなります。何故、消えてなくなるのか? ビジネスモデルが成立していないからです。つまり、売上が上がらないから消えていくのです。事業にとってとっても大事な売上の意義を考えてみたいと思います。

1,ビジネスモデルの有効性
独立開業して、そのビジネスモデルが有効かどうかは自分で検証しなくても売上をみればわかります。売上が上がらなければそのビジネスモデルは有効ではないのです。

2,利益とキャッシュの源泉
事業を継続させるためにはキャッシュが必要です。このキャッシュを生み出すのは利益が一番健全です。その利益は(売上―経費)で計算されます。つまり、売上は利益とキャッシュの源泉なのです。

3,お客様の接点と評価
売上はお客様との唯一の接点です。お客様が商品やサービスを購入する、その対価としてお金を支払う、そのお金が売上なのです。商品やサービスの評価が高ければリピーターとなり売上が増えていきます。

4,売上は社会の貢献の結果
事業の売上の追求は一見自社のためのように見えます。しかし、違う角度から見てみると売上は社会への貢献の結果と言えます。世のため人のため(社会貢献)になっているからこそ商品・サービスは売れるのです。

5,会社の規模
「あなたの会社の売上はいくらぐらいですか?」と言う質問を聞くし私もします。何故でしょうか?売上の金額を聞くと大凡のその会社の規模がわかるのです。本当は業種によって売上の意味は全く違いますが大凡の規模を知るのには便利です。(本当は会社の規模は売上より社員数の方が適切に表していると思います)

その他にも売上は社員の評価に使われたり、税法の判断基準になったりもしています。

いずれにしても売上はビジネスにはなくてはならないものですね。

今日の所感:改めて売上の意義を考えてみませんか?
投稿時間変更のお知らせ
これまで朝8:00に投稿してまいりました本ブログですが、2025年11月12日(水)より、投稿時間を朝9:10へ変更させて頂きます。
月曜、水曜、金曜の投稿曜日に変更はございません。
今後とも曽根康正の経営塾をよろしくお願いいたします。

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さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!
西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正

経営
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