「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録（佐藤一斎）
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回、ご紹介する書籍は「孫正義 リーダーのための意思決定の極意」ソフトバンクアカデミア特別講義 光文社新書です。私の尊敬する経営者は永守重信氏、稲盛和夫氏、柳井正氏そして孫正義氏です。この４名の経営者の中で経営者本人が書籍を書いていないのは孫正義氏だけです。永守氏も稲盛氏も柳井氏もとても素晴らしい書籍を出版されています。
そこで、強運経営者塾ミズ組の懇親会で孫正義氏の書籍が何かないかと探していたところ、孫正義氏の書籍ではありませんが講演録がありました。
この書籍はＫｉｎｄｌｅしかありませんがとても読みやすいです。しかし、内容は本当に経営者として厳しいことが書かれています。特に孫正義氏の理念である「情報革命で人を幸せにする」の信念がこの書籍からビンビンと伝わってきます。
しかし、この書籍を読んでみて孫氏の頭がちぎれるまで考え抜くという姿勢、１０年先、３０年先、３００年先まで予測する そして予測をしていることがとても凄いです。
現在、我々が情報革命のさなかにいることに実感はあまりありませんが孫氏は情報革命は過去の農業革命、産業革命より大きな革命と言われています。そう言われてみれば情報革命のスタートはパソコンの普及からインターネットの普及です。これらの普及で我々の生活は劇的に変わりましたよね。今後一番大きな変化がＡＩの登場です。孫氏はＡＩが世界を大きく変えると言っています。特にチャットＧＴＰの登場などでＡＩが世界を変える気がしてきます。
いずれにしてもこの書籍で孫氏の厳しすぎる意思決定の極意を堪能して下さい。ちなみに私はこの書籍で自分の意思決定の甘さを痛感しました。