「時間の使い方Ⅱ:早寝早起き」

8月23日に続いて時間の使い方についてです。平均寿命が82年とすると生きられる時間は約72万時間です。私は現在64歳なのであと15万時間強しか生きることができません。このように見てくると時間=命と言うことがよくわかります。時間を無駄に使うと言うことは命を無駄に使うと同じ事なのです。
人間誰でも1日24時間は平等にあります。総理大臣だから34時間で能力がないと20時間になってしまうと言うこともありません。しかし、同じ24時間でも有効に使えば36時間分の価値になるし、無駄に使えば24時間以下になってしまうこともあります。
さて、早寝早起きです。私は40年近く公認会計士として5000人以上の経営者と付き合ってきました。その中で優秀な経営者は早寝早起きであることは間違いありません。夜型人間が優良企業を長期的に維持する例を見たこともありません。よく「私は夜型人間なんですよね。」という三流アホ経営者を見ます。私からすると私はバカですと言っているように聞こえます。芸術家やプログラマーやデザイナーなどの専門職でも夜型人間をよく見ますがやはり一流の人は朝型人間です。

さて、早寝早起きの朝型人間が何故優秀なんでしょうか?
まず第1にある研究によると朝の1時間は夜の3時間に当たると言われています。朝はまだ頭が疲れていません。だから朝頭を使うと効率が上がるのです。夜は同じように頭を使っても朝の3分の1しか効率が上がらないのです。第2に朝早起きをして出勤するまでの時間を読書などに充てようと思うと必ず時間に期限がつきます。だから意識的に効率が上がるのです。夜は後は寝るだけなので期限はあってないようなものです。そのために何をやるにしても夜はだらだらとなってしまいます。第3は人間の体にとって最も良い睡眠時間は午後10時から午前2時までが良いと言われています。これを睡眠のゴールデンタイムと言います。この時間に起きていてはとっても勿体ないのです。以上3つの理由で早寝早起きが優れています。また、夜型人間の共通点は意志が弱いことです。夜型人間と言っている人間は単に意志が弱いので早起きができないだけなのです。

最後に私は9時30分頃に布団へ入って10時ぐらいまで読書をして寝ます。朝は5時に起きて神棚を拝んで、瞑想、ウォーキング、読書、昨日の1日の反省チェック、今日のスケジュールチェック、朝食をします。そして、8時から仕事がスタートします。朝起きてから3時間が経過していますのでトップスピードで仕事に取りかかれます。

今日の所感:早寝早起きを実践しましょう!!
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