「同族経営」

あなたは同族経営というとプラスと思いますか? マイナスと思いますか? 私はプラスのこともあるしマイナスのこともあると思っています。
同族経営のメリット

  1. 事業承継がしやすい
  2. 意思決定が迅速にできる(無能な同族経営者だと逆にデメリット)
  3. 後継者選定がしやすい
  4. 創業の精神を継承しやすい
  5. 長期的な視野から経営ができる

同族経営のデメリット

  1. 身びいきになりやすい
  2. 独断的な経営になりやすい
  3. 後継者候補が少ない

従来は同族経営にはメリットの方が多いと思っていましたが、最近の中小企業を見ているとマイナスの方が多いように思います。理由は上記のデメリットが目立ってきたからですね。具体的な例を挙げますね。

  1. 身内びいきになりやすい
    定年制があるのに同族関係者だけが定年制を守らない、能力も無いのに社長の奥さんだからということで役員になっている、社長の子供と言うだけで給料が高いなどなど
  2. 独断的な経営になりやすい
    同族関係者に苦言を呈する人は社内にはいません。それを良いことに独断で意思決定をするようになる、同族関係者=株主なのでどんなに無能でも役員を解任されない
  3. 後継者候補が少ない
    経営財産の承継、保証人、担保提供などを考慮すると無能でも同族関係者しか後継者になれない場合が多い、更に無能な経営者ほど後継者に子供を選択する、更に身内に甘く後継者教育ができない

以上の通り、同族経営には大きなデメリットがあります。以前は優良な同族会社の経営者は同族関係者にはとても厳しかったように思います。(以前も業績の悪い同族会社は身内に甘かったですね) 
ところが最近は優良だった同族会社の経営者が世代交代して身内に甘いために業績が悪くなってきたように感じます。そして、身内に甘い同族経営者ほど優秀な社員を欲しいと言います。
身内に甘い同族会社なんかに優秀な社員が定着するはずはないのです。

同族経営の経営者は襟を正して上記のデメリットを消してメリットを活かす経営に徹していきましょう。

今日の所感: 同族経営のメリットを活かしましょう。
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