「社長としての覚悟」

あなたは社長としての覚悟が本当にありますか?2022年1月に私の3冊目の著書「社長の覚悟」を明日香出版から出版しました。
その中に私からの125のメッセージを書かせていただきました。

この書籍の反応は凄くて、多くの方々から素晴らしい感想をいただいてきました。
その中でも超有名上場会社の役員の方から連絡がありました。私の1冊目の著書「自分の会社を100年続く企業に変える法」も読んでいただき、そして私のYoutube「曽根康正の経営塾」も視聴いただいているとのことでした。

さて、コロナ後の中小企業経営者を見ていると本当に社長の覚悟があるのかな?という疑問を度々抱くことがあります。特に2代目・3代目の創業者ではない経営者に。
新型コロナショックで売上が下がっている、ロシアのウクライナ侵略による資源高、円安、若干のインフレなどなどの環境変化を人ごとのように感じているのです。三流アホ経営者は評論家のように「政府は何やっているんだ!!」「補助金を出さないのか?」などなど、会社の危機を人のせいにしています。
例え、政府や政治が悪いにしても会社が潰れてしまえばその責任は経営者自らとるしかありません。
会社が潰れてしまうと会社だけではなく自分の財産もすべて無くなることを自覚しているのか疑問に思ってしまいます。

私は創業者でSMCグループを自分の子供のように思っています。ゼロからスタートして手塩にかけながら育ててきた自負があります。
その自分の会社が潰れるどころか月次が赤字になるだけで心の中に緊張が走ります。それは会社の倒産の第一歩が月次の赤字からスタートすることを知っているからです。これを放置したり、環境のせいにしている内に赤字から資金ショートへと発展して倒産するのです。
これは私にとっては超恐怖なのです。この赤字を恐怖に感じない2代目・3代目の三流アホ経営者は赤字慣れをしてしまっているのです。

さて、私の覚悟は表現方法が悪いかもしれませんが自社を守るためには犯罪以外のすべてをやる覚悟があります。
これが私の「社長としての覚悟」です。

今日の所感: あなたは社長としての覚悟がありますか?
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