多くの方々から「何故、MAPシミュレーションを使わないの?」質問を受けましたのでこのブログで回答しますね。これはあくまでも私の15年使ってきた個人的な感想です。
MAPとの出会いは2008年に安江さんと出会って購入を決めました。MAPソフトを使う理由は
- 将軍の日というネーミングが良い
- 五年後の資金が正確に計算できる
- 財務評価表が見やすい
などです。
しかし、15年ぐらい使用してきてMAPシミュレーションソフトにどんどん不満が募ってきました。
- 数年間、MAP担当者がSMCの事務所へ来ない=SMCのニーズは一切聞かない
- ソフト自体が15年前から殆ど進化していない=表面的な改良は若干されました
- とにかく遅い、シミュレーションソフトという割に再計算が遅い=これが致命傷です、お客様を何度も待たせることになります
- シミュレーションするために会計ソフトを別途立ち上げておかないと前期のデータ確認ができない=これも意外に面倒で時間がかかってしまう
- 資金や税金の計算ロジックが精緻なのは良いのですが操作に専門知識が必要
- 今時、ライセンス契約なので時代錯誤のような気がする
などです。
SMCグループのMAS監査先(先行経営)は200社近くあります。誰でも操作できなければ生産性が落ちるので⑤は大きな問題です。また、③は200社近くのお客様の中期経営計画シミュレーション作成時の20秒近い待ち時間はとてもストレスです。
安江さんと知り合ってMAP経営とつながりができたためにSMCグループもMAS監査(先行経営)を200社近くまで増やすことができました。
MAPソフトを使わなくなることは断腸の思いですが仕方がありません。
今日の所感: とても残念です。