「自社のため、自分のため」

この強運ブログで推薦図書として紹介した「百年先が見えた男」である大原總一郎氏はクラレの経営理念に「世のため人のため、他人のやれないことをやる」を掲げていました。
そして、「それはクラレがやるべきことなのか?やって意味があるのか?」という議論を社内で何度もしたそうです。

この考え方はSMCグループの「100年続く会社創り」にも通じるものがあります。「これはSMCグループがやるべきことなのか?」「これをやるとお客様が100続く会社に近づくのか?」 私はSMCグループの代表をしているときに何度も自問自答してきたものです。

ところが多くの中小企業の経営者は同業他社の商品が売れていると恥も外聞もなくすぐモノマネをして安売りをします。「自社のため自分のため、モノマネをすぐする」これが多くの中小企業の共通点です。
今、売上が伸びていない会社、今、利益が出ていない会社の経営者諸君!! 胸に手を当てて考えてみろ!!

今からでも遅くはない、「世のため人のため、他人のやれないことをやる」をやってみなさい。やらなければ早晩このインフレ経済の下であなたの会社は消えていきます。まあ、今更モノマネを止めることはできないでしょうね、
また、モノマネをしないと市場とズレた商品を作ってしまいますね。当たり前です、「自社のため、自分のため」に商品開発をしたのですから。

さて、会社の売上と利益は「社会への貢献の結果」です。売上が伸びない利益が出ないのはあなたの会社が社会に貢献していないからです。
売上が伸びない会社、利益が出ない会社の社長、あなたです!!

今日の所感:「自社のため、自分のため」経営をいい加減やめましょう!!
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