「直感力」

人にとって直感力はとても大事だと思います。30代の頃に船井総研創業者の船井幸雄氏の「直感力の研究」と言う書籍を読んで直感力の大切さに気づきました。
そして、それ以降、常に直感力を鍛える努力をしてきました。直観力とは論理的な思考や意識的な観察を介さず無意識に意思決定や判断が行われることです。これで大事なのが論理的思考や意識的な観察をするうちに個人の主観が入ってしまうために間違った意思決定をしてしまいます。間違った意思決定の例を少し列挙してみますね。

  1. チャンスが来ているのに過去の失敗経験のためにこのチャンスを掴むことができない
  2. 自分にとってとても重要な人物なのにその重要性に気づけない
  3. 事業に見切りをつける時期なのに延々と続けてしまう
  4. 恰も儲かりそうな事業だけど絶対にやってはいけないものに手を出してしまう
  5. ここでお金を出すととても価値があるにもかかわらず支出をしない

などなど

上記の事象で直感力を働かせれば全く逆の意思決定をして成功をしただろうという事例を何度も私はみてきました。

  • 何故、あんな事業に手を出したのだろう
  • 何故、あんな社員を雇うのだろう
  • 何故、あんな人と付き合うのだろう
  • 何故、あんな事業を止めないのだろう

などなど

さて、直感力を養うためにはどうしたら良いでしょうか?
まず、一言で言えば自分の「思考」ではなく「感覚」を磨くことです。感覚を研ぎ澄ましてその感覚に従って行動してみることです。最初のうちはこの感覚が鈍いために何度も失敗します。しかし、これを繰り返していると感覚が研ぎ澄まされてきて自分が考える前に「直感力」が働くようになります。
例えば、
「とても儲かりそうなことだけど何故か嫌な感じがする」
「とても良い人に見えるのに何故か裏があるような気がする」
「知らない場所に行ってみてとても気分が良い」
「知らない場所に行ってみてとても嫌な気分になる」
などなど、

理論的には全く説明できないが直感が反応するようになります。ここで注意が必要なのは直感を磨いていないにもかかわらず直感を働かせようとすると単に好き嫌いの感情だけが先行するようになります。

私の直感力の鍛え方

  1. 自分に全く関係の無いことで理論的ではなく直感で予測するのです。
    例えば、スポーツの試合でどちらが勝つかを直感で予測する→戦力分析をしたり好き嫌いで判断すると全く直感力を磨けません
  2. 今の温度は何度?と予測してみる
    私はプラスマイナス1度以内の感覚で当てることができます、自分の体温や体重も毎日やってみると直感力がつきます
  3. 朝晩、一日2度は瞑想をすること
  4. 常に物事の本質を見抜く思考をすること

などです。

直感力は意外に口で説明をするのは難しいですが人生を大きく左右するものだと思います。

今日の所感:直感力を鍛えてみましょう!!
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