独立開業して一番最初に困るのが売上が上がらないことです。独立開業して売上が上がらなければ即廃業が待っています。だから、創業者は売上拡大に全力を尽くします。
売上が下がることが事業廃業に直結することを身をもって知っているからです。
さて、中小企業で売上が伸びない会社がAfterコロナでも50%程度あるように思います。この売上が伸びない会社の共通点は創業者ではないということです。
2代目、3代目は自分で創業していないので売上が伸びないこと、売上が下がることの恐怖感が足りないのです。
だから、売上が伸びないことも仕方が無いと思っているのです、もっと言えば、自分は頑張っているのに売上伸びないのは環境が悪いとか人の所為しているのです。
しかし、これら売上が上がらない2代目・3代目の共通点があります。
- 売上が下がり出すまで大した手を打たない
売上が下がり出す、あるいは下がることがわかると慌てて新たな手を打とうとするので大して成果が出ないばかりか売上が上がっても利益が確保できない。 - 売上が上がらない経営者が話をすると自社は恰も業績が良いような話ばかりをする
実力がないために自社及び自分を大きく見せようとする、これは本来は実力がないにもかかわらずよく見せようとするので行動が伴っていない証拠。 - 儲かりそうなことしかチャレンジをしない
チャレンジすると70%は失敗すると思います。しかし、売上が伸びない経営者は実力がないので確実に儲かりそうな案件しかチャレンジしません。更に補助金や助成金が大好きなので真のリスクを取ることができません。 - 自分はチャレンジをしていると思っている
これが致命傷だと思います。傍から見ていると大してチャレンジしていないのに本人はチャレンジしているつもりでいることが真のチャレンジをさせません。
さて、それでも2代目・3代目でも売上を伸ばしている経営者も多くいます。
それらの経営者は上記の1~4のどれもが当てはまらないからです。上記項目の1~4の一つでも当てはまれば要注意です。
今日の所感:経営者が普通の努力をしていれば売上は伸びて当たり前です!!