「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)
毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。
今回、ご紹介する書籍は『徳川家康の決断』 本多隆成著 中公新書です。
この書籍は日経新聞の広告を見て購入したものです。恐らく今年の大河ドラマ「どうする家康」にちなんで出版された書籍だと思います。しかし、私は戦国武将として徳川家康自身はあまり好きではありません。大好きな戦国武将は上杉謙信です。でも、徳川家康は経営者としてとても尊敬することが多くあると思っています。特に家康が書いた「大将の戒め」の文章は経営者としてとても参考になるのでネットとかで是非、検索して読んでみて下さいね。
さて、この書籍は家康の人生の中で桶狭間の戦いから大坂夏の陣までの10の決断を詳細に紹介しています。この書籍は学者が書いたものなので読みづらいところがあります。特に歴史上論争があるところで自説を主張するところは邪魔ですが、意外に私のような歴史学者ではない人にも読みやすいように書いているところは良いですね。読み方は論争のところは馬鹿馬鹿しいので読み飛ばすことです。
それでも徳川家康の決断は流石です。更に織田信長とのつながりや関ヶ原の戦いなど、家康にはやはりかなりツキのある人生だと言うことがよくわかります。
今日の所感:この書籍を読んで大河ドラマを更に楽しみましょう!!