SMCグループも80名を超えてきて社員の育成が大きな課題となってきました。経営者として社員を成長させなければならないという使命感はいつも持っています。社員の成長の定義は「出来なかったことが出来るようになること」です。SMCグループでは開業以来多くの社員が成長しています。SMC税理士法人の役員、幹部、SMC総研の役員など。
私は外部の人からどうするとあんなに優秀な社員を育てることができるのか?と言う質問を受けます。しかし、自分として人を育成したという実感がないのです。本当に私が幹部を育成したとしたら、再び幹部を育成できなければなりません。つまり、再現性がないといけないのです。やはり、私には再現性がないのです。しかし、多の他の会社より役員。幹部が育成できている事実も間違いがないのです。
さて、どのように育成できているのか?私は社員は自ら成長するしかないと思っています。人は他人の力で成長することはないと思います。自らの力で成長するしかないのです。そして、我々経営者は社員に成長ができる場の提供をすることしかできないのです。成長できる場の提供とは地位であったり、プロジェクトであったりします。SMCグループではホールディングス体制をとっているので私も含めて社長(代表)が5人います。この地位が人を育てるのです。また、プロジェクト委員会の委員長をやらせると委員長としての力をビックリするぐらい発揮する人と全く発揮できない人もいます。やはり、委員長で力を発揮できる人は色々な役職を与えてもやれる人なのです。
経営者は社員に成長できる場を与えて成長するまで待つことしかできないのです。すると成長する社員を多く作りたいと思えば、いかに多くの成長する場を提供できるかです。
今日の所感: 人材の育成に力を入れましょう!!