「成長の予感」

私は30年以上経営をやってきてとても楽しいと思うことは「社員の成長」を見ることです。反対に一番辛いことは社員の退職です。私はいつもどのようにすると社員がやる気になって働くことができるようになるのだろうかといつも考え続けてきました。
まず、社員の「やる気が起こる要因」と「やる気をなくす要因」は全く違うことには随分以前に気がつきました。やる気をなくす要因には「低賃金」「良くない人間関係」「劣悪な職場環境」「降格人事」等があります。ところが多くの三流アホ経営者はやる気をなくす要因の裏返しがやる気を起こす要因だと思っています。例えば「給料を高くする」「職場の人間関係を良好にする」「職場環境を綺麗にする」「昇格する」等をするとやる気になると思っているお目出度い経営者が後を絶ちません。
これらの要因で一時的にやる気になっても決して継続しません。これらの要因は単に社員のやる気を無くさないようにする要因でしかないのです。

私は社員をやる気にさせるためには

  1. 承認:社員の存在を認めること 具体的にはよく社員の話や意見を聞くこと
  2. 任せる:社員に権限を委譲して任せる そして責任は経営者がとること
  3. 感動:仕事で感動させること具体的にはお客様や一緒に働く社員から頼られること
  4. 成長実感:日々成長している、1年前にはできなかったことが今はできるようになったということを社員自身が実感すること 上司や経営者が成長したと思っているだけでは駄目です。

この4つがとても重要だと思って経営をしてきました、セミナーやブログでもこう発言してきました。ところが最近、これだけでは駄目だなと思うようになりました。更に⑤が必要と感じています。その⑤が「成長の予感」です。この会社で働いていれば「自分は成長できるんだ」と思える成長予感が必要だと感じるようになりました。最近の若者は成長実感を味わう前に成長予感がないと成長を諦めてしまう傾向があるように思います。

だから、会社は成長を予感させるキャリアプランや教育制度を完備していく必要があります。SMCグループもまだ手を付けたばかりですが「成長の予感」が持てる事務所にしていきたいと思います。

今日の所感: 社員に成長予感を持たせましょう!!

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さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!
西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正

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