「血液と御飯」

私は40年近く会計業界にいて赤字で潰れた会社、売上が減少して潰れた会社、取引先が倒産して連鎖倒産した会社、災害にあって倒産した会社などを見たことがありません。
これらの会社は最終的に資金が無くなったから倒産したのです。
私の経験では資金が無くなって倒産した会社以外見たことがありません。たとえ赤字でも資金があれば決して倒産しません。たとえ大災害にあっても潤沢な資金があれば倒産しません。

つまり、会社にとって資金が人間の血液に当たるのです。人間で出血が続き血液がなくなれば死ぬように会社で資金流出が続き資金が無くなれば死を迎えることになるのです。

さて、会社にとっての血液である資金の生み出し方が問題です。資金の生み出し方には3つ方法があります。

1つ目が借金による資金調達です。
2つ目は出資による資金調達です。
そして、3つ目が利益による資金調達です。
以上の3つの方法で会社は資金調達することが出来ます。しかし、1つ目の借金と2つ目の出世による資金調達は人間でいうと輸血による資金調達と同じなのです。
つまり、自分の力で資金を生み出すのではなく他人の力を借りての資金調達方法なのです。だから、必ずこれらの資金調達には限界があります。

無限に資金調達する方法が利益による資金調達なのです。自ら稼いで税金を支払った残りの資金はどんなに大きくなっても何の差し障りもありません。
この利益による資金調達は人間でいうと自らご飯を食べて自ら血液を作り出しているのと同じなのです。素晴らしいですね。
繰り返しますが人間がご飯を食べて血液を作り出すがごとく、会社も利益を出して資金を作り出すことが健全なのです。
輸血は緊急時以外は必要ないような経営していきましょう。

今日の所感:ご飯を食べて血液を作り出しましょう。

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さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!
西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正

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