久しぶりに保険情報サービスでセミナーをやりました。今回は名古屋でセミナー参加者は12名でしたがその背後にはオンデマンドで100名以上の視聴者がいるそうです。
いつもとてもプレッシャーを感じながらのセミナーとなります。リアルタイムでオンデマンドの離脱率がわかるのです。下の写真が撮影機材です。
今回のセミナーのテーマは「製販分離の極意 一挙公開」です。凄いテーマですね。
まずは私から何故製販分離に取組んだのか、取り組んで浮いた時間をMAS監査に投入した話をしました。そして、製販分離に欠かせないのが情報共有です。これが上手くいかないと製販分離は成功しません。会計事務所の殆どが情報共有を疎かにしたナンチャッテ製販分離をしている事務所が殆どです。
流石にオンデマンドで視聴できるのにわざわざセミナーに参加する人たちの意識は違います。話していてとっても話しやすいです。参加者の方々が熱心だからですね。情報共有の基本はペーパーレスです。ペーパーレスは紙を無くすことが目的ではなく紙の保管を止めることです。この意味が分かる事務所も殆どいません。
続いて、製造工程とMAS監査について話をする菱刈の順番です。
製造工程はカンバンの使い方や月次や決算の業務の標準化された流れの説明をさせていただきました。MAS監査では誰でもできるが簡単ではないことをお伝えしました。世の中でMAS監査を安易にやりたいという声を聴きます。そんなに簡単ではありません。税務が忙しいからMAS監査が出来ないとかストップするような事務所はMAS監査に取組むべきではありません。税務だけで生きて行けばいいのです。MAS監査を自分の事務所のためにやるのか、お客様のためにやるのかの覚悟が試されているのです。