多くの中小企業の社長は経営数値のことを嫌います。いや、嫌うというより経営数値に弱いのです。何故、嫌う、弱いのか?その理由の一番は経営数値を普段から見ていないからです。更にその経営数値の勉強もしないから経営数値を理解できないのです。そして、経営数値を提供する会計事務所の先生も単なる税金計算屋で経営数値に弱いのです。(これは意外に思われるかもしれませんが私の個人的な感覚では税理士は経営数値に最も弱いと思います。理由は税金計算しかしていないからです。)
経営数値の役割には色々ありますが思いつくままに列挙してみますね。
- 自分の会社の経営状況=業績を見る
- 自分の打った手が正しかったのかどうかを数字で確認する
- 今の経営方法を継続していて良いかどうかが分かる → 赤字であれば経営方法を変えなければならない
- 社員の給料・賞与や自分の役員報酬を決める判断基準になる
- 税金計算の基になる、銀行も融資の判断基準にする
- 行動をすれば必ず経営数値に現れる → 現れなければ行動していないか行動する方向が間違っている
・・・・・などなど、挙げればきりがありません。
さあ、これらの項目を見ていると経営数値を見なければ、読めなければ経営ができないことは一目瞭然です。これでも経営数値を見ることが苦手というのであれば即刻社長をやめるべきです。京セラ創業者の稲盛氏は「経営数値は飛行機のコックピットのメーターの役割」、NIDEC創業者の永守氏は「数値の裏付けのない議論は犬の遠吠え」と言われています。
「数字を見ながら、何故、何故、何故?と繰り返す」「数字から逃げない組織を作る」という考え方があります。その通りです。経営数値はあなたの経営が良かったか悪かったかを如実に表しています。そして、その経営数値を見て一喜一憂するのが経営者の役割なのです。その経営数値を見て経営の厳しさを味わい、経営の楽しさも味わうのです。
今日の所感:経営数値を見るのが楽しくなる経営をしましょう!!
