「経営のグレシャムの法則とハインリッヒの法則」

経営

グレシャムの法則とは、「悪貨は良貨を駆逐する」という言葉で知られる経済法則です。これを経営に当てはめてみますと「既存事業は新規事業を駆逐する」になります。何故、多くの中小企業の新規事業が上手くいかないのかはこのグレシャムの法則で説明ができます。既存事業は既にやったことがあるので殆どのことが想定内で安心できます。一方、新規事業は当然未経験なので不安が一杯です。この安心感と不安が新規事業を避け既存事業に集中させる理由です。更に既存事業が成長拡大していくと新たな取り組みをしているように経営者は勘違いをしてしまうのです。とは言っても新規事業か既存事業かの判断基準は難しいものです。私の新規事業かどうかの判断基準は経営者以外の者がやって成功している事業は殆どが既存事業の延長線上のものです。理由は経営者以外がやって本当に新規事業が成功するのであればその者は独立して経営者になれるはずです。中小企業の場合、新規事業は社長自ら取り組まないと決して成功することはありません。新規事業を社員に任せている経営者を見ると三流アホ経営者に見えます。

さて、如何に新規事業を既存事業に優先させることが出来るのか?それは危機感しかありません。危機感が強ければ強い程、新規事業の必要性を感じるはずです。しかし、この危機感には段階があります。それが経営のハインリッヒの法則です。ハインリッヒの法則は「1件の重大事故の背後に29件の軽微な事故と、300件のヒヤリとする異常(ヒヤリハット)が隠れているという、労働災害における経験則(1:29:300の法則)」です。さて、これを経営に当てはめてみますと300の初期のヒヤリがあります。この初期のヒヤリとは「主力商品の成長率が落ちた」「主力の得意先からの注文が伸びない」などなど、小さなヒヤリとすることがあります。しかし、このヒヤリを見逃すと29の軽微な兆候が起きます。例えば、「自社の主力商品より優れている商品をライバル会社が発売した」「主力の得意先からクレームが来た」などなどの軽微な兆候が出てきます。さて、ここでも今まで順調だったから何とかなるだろうと考えて対応を怠ると大きな失敗に繋がります。「主力商品が全く売れなくなった」とか「主力の取引先が離れていった」など経営的な致命傷となってしまいます。

経営のグレシャムの法則と経営のハインリッヒの法則は既存事業=現状の延長線ばかりやっていると新規事業=新たな取り組みが疎かとなり大失敗に繋がるという教訓=法則です。300のヒヤリの段階で危機感を抱いて新たな取り組みをすべきです。300のヒヤリに対して300の小さな新たな取り組みをすればこの300の中から大きな成功につながるものが必ず出るものです。そして、重大な失敗が起きてから新たな取り組みをしても「時既に遅し」です。

今日の所感:新規事業=新たな取り組みをしないと必ず衰退します!!

Youtubeチャンネルを作成しました。私の経験上、多くの経営者が悩んだり、間違った意思決定をしている項目に焦点を合わせて解説しています。
チャンネル登録、Goodボタンよろしくお願いしますね。

 

公式サイトバナー

経営支援の内容や塾・セミナーの情報、これまでの経歴などをまとめて掲載しています。
詳細は、公式サイトよりご確認ください。


さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!
西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正

経営
シェアする
soneをフォローする
タイトルとURLをコピーしました