「自責と選択権」

誰でも自分の人生は自分で決めていると思っています。ところが悩み多き人々は自分の人生を自分で決めず他人が決めているように思います。
例えば、

新型コロナショックで売上が下がって「コロナの所為」
電車が遅れて大事な商談に遅刻をして「電車の所為」
社員がミスして大事なお客様を失って「社員の所為」・・・

色々な問題が発生してその責任を自分の所為にせず自分以外のせいにすると何も解決しないばかりか悩みが多くなります。
理由は原因を自分以外のせいにすると自分で解決できないからです。どんなことが起こっても自分の責任と考えれば全ての問題が解決できます。

コロナで売上が下がっても「商品や売り方が悪いから」と考える
電車が遅れても「もっと早い電車に乗れば良かったと考える」
社員がミスしても「社員教育が足りないから」と考える・・・

どんな事象でも常に自責にすれば悩んでいる暇はありません。自責にすると自分がやるべき課題が明白になります。そして、その課題を解決すると次にはこれらの問題が発生しづらくなります。
さて、普段からこんなことを言っていませんか?

「仕事が入ってしまったから、アポイントを変更して欲しい」→これは他責の発言です。
「私が仕事を入れたのでアポイントを変更して欲しい」→これが自責の発言です。

この自責の発言は真実ですがなかなか言いづらいですよね。だから、良いのです。人の所為にすると何度でもやってしまいます。そして、信用を無くしてしまうのです。私の周りでも本当に他責にしてアポイントの変更をする、他責にして遅刻する人が多くいます。
本人は当たり前と思っているかもしれませんが私から見ると真実(自分の責任)を隠して他人に責任転嫁しているようにいつも思っています。

最後に自分の人生を人に決められて楽しいのかと思います。上記の事例であれば新型コロナ、電車、社員の所為で思うようにならなくて悩む、そんな人生で良いのでしょうか?
私は自分の人生は可能な限り自分で決めたいと思っています。そして、全てを自分で決めると考えると全ての問題が必ず解決します。
つまり、自分の人生は自分に選択権があります。選択権が自分以外の人や事象にあるのはあまりにも寂しい人生です。

今日の所感:自分の人生は自分の責任で自分に選択権を持ちたいですね!!
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