「強運読書214」

読書

「太上は天を師とし、其の次は人を師とし、其の次は経を師とす」言志録(佐藤一斎)

毎週月曜日は強運読書ブログです。私が読んで良かったと思う書籍を毎週ご紹介していこうと思います。是非、このブログの書籍画像をクリックしてアマゾンで書籍を購入してくださいね。

夏の戻り船 くらまし屋稼業 (ハルキ文庫 い 24-3 時代小説文庫)
「皐月十五日に、船で陸奥に晦ましていただきたい」── かつて採薬使の役目に就いていた阿部将翁は、幕府の監視下に置かれていた。 しかし、己の余命が僅かだと悟っている彼には、 最後にどうしても果たしたい遠い日の約束があった。 平九郎に仕事を依頼...

今回紹介する書籍は「くらまし屋稼業 夏の戻り船」 今村翔吾著 角川春樹事務所です。大好きな小説家 今村翔吾氏のくらまし屋稼業シリーズです。
最近はくらまし屋稼業シリーズにはまっています。くらまし屋シリーズは面白すぎます。私は小説を寝る前に読んでいるのでくらまし屋シリーズを読むと面白すぎて寝不足になります。

今回の「夏の戻り船」もいつも通り晦ます段階でチャンチャンバラバラの超迫力があってハラハラドキドキします。ここは「イクサガミ」と共通しますね。
そして、最後は意外な展開で感動します。くらまし屋稼業シリーズは最後がハッピーエンドなので安心して読めます。ただ、途中で未解決のことがあって次回以降のくらまし屋稼業シリーズでも出てくるだろうなあと想定できる「虚」などは余韻が残っていています。
そして、そのお陰で次回以降でもハラハラドキドキすることが予想できます。「ぼろ鳶シリーズ」も面白いですが個人的には「くらまし屋シリーズ」の方が大好きです。

今日の所感:本当にくらまし屋稼業シリーズは楽しい!!
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