多くの経営者の意思決定の基準が間違っています。これは経営を我流でやっているからで、明らかに経営の勉強が不足している証拠です。
私が経験した事例を5つ挙げますのであなたは◎の意思決定をせずに×の意思決定をしていると思います。
- ×お金があれば設備投資をする → ◎設備投資するからお金が増える
多くの経営者は「自己資金でも借入でも資金さえあれば設備投資をするのに・・・」と言います。本当に必要な設備投資であれば経営者個人の資金を投入してでも設備投資をするべきです。そこまでの覚悟があるからこそ設備投資が成功するのです。 - ×仕事が忙しくなったら人を採用する → ◎人を採用するから仕事が増える
多くの経営者は仕事が忙しくなった頃に人を採用したいと言います。しかし、先に人を採用するから仕事が増えるのです。経営者は採用した人を遊ばせておきたくないので何とか仕事を増やそうと努力をします。人を採用する覚悟があるからこそ仕事が増えるのです。 - ×儲かるようになったら社員の給料を上げる → ◎社員の給料を増やすから儲かるようになる
もっと儲かるようになったら社員の給料を上げると経営者はよく言います。しかし、先に給料を上げるから経営者はもっと人時生産性を上げなければならないと努力をするのです。そして、給料が上がるので社員も頑張るのです。 - ×利益が出たら経費を使う → ◎経費を使うから利益が増える
もっと利益が出たら広告宣伝費などの経費と使いたいと経営者は言います。しかし、先に広告宣伝費などの経費を使うから売上が上がり利益が増えるのです。 - ×成功しそうであれば新規事業を始める → ◎何度も新規事業にチャレンジするから成功する
三流アホ経営者は確実に成功する新規事業があればやってみますと言います。しかし、やる前から成功がわかっているような新規事業は世の中にはありません。もしあったとしたら誰かが先にやっているはずです。しかし、失敗しても何度も何度もチャレンジすることでいずれか成功するものです。だから、新規事業は失敗する覚悟が必要なのです。
いずれにしても、上記の通り一般的な中小企業経営者の考え方は正反対だと思います。あなたが正しい思うことと反対のことをすると経営は成功すると思います。
今日の所感:あなたの正しいと思う反対の意思決定をしてみませんか?!!