「意思決定するまでのスピード」

私は34年前に独立開業して以来、毎日多くの意思決定をしてきました。
経営者とは意思決定業と言っても過言ではありません。
ところが2代目、3代目を見ているとなかなか言い訳をして意思決定をしません。意思決定に自信がないためにズルズルと意思決定を先延ばしにして状況を悪くしていきます。
意思決定をする前に正解がわかっている意思決定はアホでもできます。殆どの事象が事前には正解はわからないのです。経営とは迅速な意思決定をして行動に移し、それが失敗であれば更に別の意思決定をして行動に移す、こんなことを何度も繰り返しながら正解に近づいていきます。
しかし、意思決定を先延ばしにすると行動も起こさないのでいつまで経っても正規にたどり着くことはありません。そんな意思決定をしない2代目、3代目を見ていると笑えますね。
本人は真剣ですから、馬鹿馬鹿しい!!

30年以上も経営をしてくると殆どの事象が1分以内に意思決定できます。
過去30年以上の間に何百万回の意思決定をしてきたと思います。60才を過ぎた今では殆ど意思決定するのに迷うことはありません。殆どが過去に既に意思決定をしてきたことばかりでどの意思決定が正解かもほぼすべてわかります。
過去の経験上、意思決定を先送りにして良いことは何もないことを体で覚えているからですね。
とは言っても迅速に意思決定ができないこともあります。それは下記の場合です。

  1. 初めての事象に対する意思決定
    最近では2年前の新型コロナショックに対する対応です。
    お客様とのリアル面談を継続するのか? 社員のテレワークはどうするのか?
    新型コロナ禍の営業活動はどうするのか?など
  2. 多額の投資を伴う意思決定(私の場合ですと1000万円以上かな?)
    システム開発、採用、広告宣伝費など

これらの事象に対する意思決定は可能な限り迅速な意思決定をするように意識していますが間違った意思決定をすると被害が大きくなるので慎重かつ迅速に意思決定をします。
そのために必要なことは意思決定をするのに必要な情報収集をすることです。他社の動向や先輩経営者の意見、ネット上の情報等を参考にして必ず自分一人で意思決定をします。

「独断はせず、独裁はする」です。独断は情報を収集もせず意思決定をすること、独裁をしないと言うことは自ら意思決定をせず多数決などで決めることです。

私は衆知を集めて私自ら一人で意思決定をします。これが「独断はせず、独裁はする」です。

2代目、3代目は大して情報も集めず、意思決定を先送りにします。こんなアホ経営者の言葉は「様子を見ます」「時期尚早です」「もう少し情報をとってみます」などなどの言い訳ばかり。迅速な意思決定が必要なのに切羽詰まるまで意思決定をしません。ゆでガエルですね。

今日の所感: 独断はせず、独裁はしましょう。

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さあ、今日もツイてツイてツキまくり、大成功するぞ!!
西田文郎先生を師と仰ぐ 強運会計士 曽根康正

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