「売上の減少」

「新型コロナショックで売上を下げている会社も多い。」と言うと「そうだね。」と思う人が多いと思います。ところが現実には全く違います。

NHK WEB NEWS11月21日「東証1部上場企業の中間決算 多くで業績回復が鮮明に・・・72%余りに当たる1052社が、去年の同じ時期に比べて最終的な利益が増えました。」とあります。この記事を読んで三流アホ経営者は上場会社などの大企業だけが業績が回復していると言うでしょう。ところがSMCグループのお客様である中小企業約千社の業績も急回復しています。これも当たり前の話なのです。新型コロナショックからもう2年近くが経過しています。

「あなたの会社はいつまで業績低迷が続くのですか?」
「いつまであなたの会社の業績低迷をコロナのせいにするのですか?」

経営者であれば自社を環境変化に適応させていくのが当たり前なのです。2年近く経って未だに業績が回復しないのは「業績の悪さはあなたがコロナのせいにして、この2年間何もしてこなかったから環境変化に着いて行っていないだけなのです。」あなたはいつまで業績の悪さを人のせいにしますか?

 さて、この話を中小企業経営者にすると「いや、曽根さんは中小企業の現状を知らない、私の周りはみんな業績が悪いと言っている」と反論してきます。

この反論に対しては
 「そうでしょう、ダメな経営者はダメな経営者で集まるから当然でしょう。」「私の周りでは過去最高売上、過去最高利益を出している会社が多くいますよ。」と答えます。

例えば、私が主催する会計事務所PDCA成長塾では参加12会計事務所すべてが過去最高売上を上げています。会計事務所の業界は中小企業がお客様なので構造不況で80%の会計事務所が売上を下げている中のこの快挙です。「類は友を呼ぶ」その通りです。

未だに業績が低迷している中小企業は要注意です。付き合う相手を変えた方が良いですよ。

今日の所感: 付き合う相手を見直してみましょう。
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