「何故、若手社員が成長しないのか?」

最近の若い社員はなかなか成長しないなあというのが正直な実感です。このことは多くの経営者の方々も感じられているのではないでしょうか?
何故、最近の若い社員は成長しないのでしょうか?理由は色々あると思います。考えられる理由を列挙してみますね。

①豊かな時代に育ってハングリー精神がないために成長しない
②ゆとり教育で向上しようという意欲が少なくなってしまっている
③働き方改革で長時間労働することが罪のようになっている
④少子高齢化で若い働き手が少なくなっているので採用時から甘やかされている

さて、人が成長するためには3つの方法があります。

1つ目は自分の経験から学んで成長していくこと、これが成長するために一番効果的な方法です。人より早く成長しようと思えば人より多くの経験をする必要があります。
つまり、人より多く働く必要があります。ところが長時間労働、ハードワーキングは時代遅れというより犯罪になってしまいます。今の若い人は不幸です。長時間働くことが必要であることが分からないばかりか、長時間働きたくても働けないのが現在の状況です。

2つ目は人から学んで成長すること、上司とは可能な限り接触したくない、仕事で付き合うのは仕方がないけれどもプライベートで付き合うのは真っ平ゴメンというのが現代の風潮です。
多少いやかも知れないけれど、上司から学ぶことは沢山あります。そして、上司から学ぶことによって成長が加速します。

3つ目は本から学んで成長すること、1つ目の経験は人間誰もが1日24時間しかありません。自ずと経験するには限界があります。2つ目の人から学ぶにも時間と場所を合わせなければなりません。だから、人から学ぶことにも限界があります。
ところが本は自分一人で何時でも何処でも学ぶことが出来ます。更に論語のように時代を超えて何千年前の人が書いたものからも学ぶことが出来ます。素晴らしいですね。しかし、スマホ、ゲーム、テレビなどで育った世代は本を読みません。何かを調べる時も本ではなくネットで調べます。

さあ、これらの成長しない若い社員をどのように教育しながら成長させたら良いのでしょうか?私は評価制度と給与体系を利用して成長させるしかないと思っています。これも上手くいくかどうか自信がありません。誰か他に良い方法があったら教えて下さい!!

今日の所感: 社員教育には悩みます。
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