会社は必ず成長しなければなりません。中には三流アホ経営者が「当社は現状維持で良いです」とか「うちは少数精鋭なので規模の拡大はしません」と言っています。これらの三流アホ経営者は自社を拡大させる自信がないための負け惜しみを言っているにすぎません。
資本主義社会の中での会社は成長しなければ存続できないようになっているのです。会社の規模がいつも一定であれば、社員の給料も一定でなければいずれは会社の利益がなくなり赤字となって潰れてしまうでしょう。
他社が成長しながら社員の給料が上がっているのに自社だけ社員の給料を上げないわけにはいかないのです。自社だけ給料を上げなければ優秀な社員は他者へ転職してしまうでしょう。
さて、会社の成長で一番大事なものは何でしょう。如何に売上を上げるのか?如何に資金を潤沢に持ち設備投資をするのか?色々あります。
しかし、私は会社の成長に一番必要なものは人の採用だと思っています。「経営とは人を通して事を成すこと」なので、会社経営で一番重要なのは人である社員なのです。
人が多くなれば売上も上がり、利益も増加して資金も潤沢になります。そして、その資金で新たに優秀な社員を採用していく、このサイクルで成長するのが健全なのです。
◎ 人の採用 → 売上の増加 → 利益の増加 → 資金の増加 → 人の採用
× 売上の増加 → 人手不足 → 人の採用 → ・・・・
上記×の循環は売上増加の時に既に人手不足なので既存の社員に大きな負担がかかります。そこで、売上増加ができるチャンスを逃してしまいます。私は常に売上増加より先に人の増加があってその人員増加の力で売上増加を図ることが会社成長の要だと思っています。
このことを多くの経営者に伝えてきましたが殆どの経営者や実践できていません。売上が増加しだしてから慌て人の採用に走ります。これでは遅いのです。早め早めの採用をしなければなりません。
今日の所感: 売上増加より人の採用を優先しましょう。