社長の伝える力はマネジメントのとても重要な責任です。ここで重要なことは伝える力は能力ではなく責任なのです。社長として絶対に身につけなければならない力なのです。伝える力には<話して伝える力>と<書いて伝える力>があります。
<話して伝える力>
<話して伝える力>には1対1で話をして自分の思っていることを相手に伝える力があります。これは伝える力の中で一番簡単です。何故なら、相手の反応が目の前で分かるからです。もし、伝わっていないと自分が感じたら別の話し方を考えて伝えることが出来ます。次が1対複数です。この複数が少ない人数であれば個々に伝わっているかどうかの反応を見ることが出来ます。しかし、人数が増えてくると個々の反応を見ることが出来なくなってきます。相手の反応が分からない場合の<話して伝える力>は自分の伝える力を信じて自信を持って話をすることです。この自信を持つことが大変だから人前で話すことが嫌いなことが多いのです。この自信を身につけるためには努力と経験しかありません。誰でも人前で話すのは最初は苦手なのです。しかし、何度も何度も懸命に努力をして経験しているうちに<話して伝える力>が身についてきます。
話して伝える力は採用の面接、社員へのメッセージ、お客様への営業、各種会合でのスピーチなどなど、社長にとっては絶対に身につけなければならない責任です。
<書いて伝える力>
<書いて伝える力>は会社案内・ホームページの代表者挨拶、経営計画書などで自分の思いを文書にして相手に伝える力です。<話して伝える力>は一度口から発した言葉は取り返しがつきませんが文書で伝えることは何度も何度も見直して文書を修正することが出来ます。しかし、この何度も何度も修正できることによって美辞麗句が並べ立てられて中身のない綺麗ごとになっているものが多いと感じます。この綺麗ごとのために本来社長が持っていた本来の思いが相手に伝わらなくなってしまっています。<書いて伝える力>は自分の本音をそのまま文書にすれば一番相手に伝わりやすいと思います。
<話して伝える力>にしても<書いて伝える力>にしても決して綺麗ごとばかりを並べないことです。自分の思いをストレートに表現することが人には一番伝わるのです。
最後にどんなに素晴らしい思いを持っていてもこれを人に伝えることが出来なければ社長として失格です。また、話であれ文書であれ伝えた内容と実際の行動が伴っていなければ決して相手には伝わりません。口では、文書では綺麗ごとを言っていて実際の行動が伴わない社長は世の中に本当に多いものです。
