「経営者の意思決定」

元日のブログで
「私は昨年末でSMCグループの代表を退きました。昨年の11月から35年間やってきた代表としての意思決定がなくなり意外に寂しく感じています。当初は代表を降りれば意思決定のプレッシャーがなくなり楽になるのかと思っていましたが違いました。この意思決定のプレッシャーが心地よい緊張感を生み出していたのですね。」
と書きました。

この意思決定のプレッシャーの心地よさで思いつくことがありました。私は創業者なので独立開業して以来、毎日様々なことを即断即決してきました。そして、それが当たり前のことだと思っていました。
しかし、二代目三代目の経営者は恐らくそれが当たり前ではなく意思決定することが心地よい緊張感ではなく大きなプレッシャーとなっているんだと気づきました。35年間、毎日意思決定をしてきたことが当たり前のことように思っていました。
ところがSMCグループの代表を降りて一旦意思決定することがなくなってしまうとプレッシャーがなくなったというか、ほどよい緊張感がなくなってしまってどんなに忙しく仕事をしていても平凡な日々に思えてしまいました。

ところが私にとってこのほどよい緊張感も初めて経営者になる二代目三代目にとっては押しつぶされそうなプレッシャーなのだろうと思います。そして、このプレッシャーに打ち勝つ二代目三代目とこのプレッシャーから逃れるために意思決定をせずに逃げてしまったり意思決定を遅らせて事態を悪化させてしまう二代目三代目に分かれます。
前者のプレッシャーに打ち勝った二代目三代目が創業者以上に会社を成長させ、後者のプレッシャーに負けた二代目三代目が会社を衰退させていくということに気づかされました。

ところがこの後者のプレッシャーに負けた二代目三代目は意思決定を遅らせたり逃げていることに気づいていないからタチが悪いのです。
意思決定を遅らせたり逃げているにもかかわらず環境や人の所為にして意思決定をしないことを正当化させて自分を納得させてしまうのです。こんな二代目三代目は本当に救いようがありませんね。こんな二代目三代目は時間の経過と共に沈没して下さい。

今日の所感:意思決定は心地よい!!
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